犬の白内障 手術か目薬か

犬の白内障 手術か目薬か?

現在のところ、白内障を完全に治すには手術しかありません。
濁った目の水晶体を取り除き、人工のレンズを入れる手術となります。

 

人間であれば日帰りで手術できますが、犬の場合は人間よりも難度が高く、5日ぐらい入院することが一般的です。

 

しかも、リスクが大きいので、高齢の犬だと手術しない・できないケースがほとんどのようです。

 

費用に関しては片目で20万円から30万円程度です。
なお、人間だと3割負担で6万円程度の費用になります。

 

犬の場合は目が悪くなっても人間ほどは生活に支障はなく、またリスクや費用のを考えると、手術するかしないか迷っている飼い主さんも多いはずです。

 

手術するか、そのまま放置するか、これまで2択でしたが、新たな選択肢としてクララスティルが登場しました。

 

これまでも、ライトクリーンのような白内障の進行を遅らせる目薬はありましたが、それより一歩進んで治療が期待できるのがクララスティルです。

 

ネット上の口コミを見る限り、劇的に良くなるというわけではなさそうですが、何らかの効果を感じたという飼い主さんは少なくありません。

 

副作用はほとんどなく、それほど高価な薬でもないので、手術を諦めている飼い主さんはとりあえず試してみるのもよいかと思います。

 

犬の白内障体験談

ペットの犬が白内障になった飼い主さんに話を伺いました。

オスのマルチーズの白内障の手術(30代/男性)

私は5歳の2匹のマルチーズを飼っています。妻と私で2匹はオスとメスを世話していますが、オスのマルチーズを狂犬病の注射に行ったとき、先生から目が白いので白内障の疑いがあることを教えてもらいました。

 

私としてはこのときに犬の白内障があることをはじめて知りました。白内障というと高齢が原因でなるものだと思い込んでいましたがそういうことでもなく、高齢ではない若い犬の場合もなり得ることがわかりました。

 

自宅に帰ってから犬を抱きかかえて目を良く見てみると白さが把握できました。犬の白内障のことで思い当たることがいくつかありました。この1年くらいで犬が壁にぶつかることが何度かあったため、おかしな現象だと感じていましたが、白内障が分かると妙に納得してしまいました。

 

動物病院へオスのマルチーズを診察してもらった時に後天性白内障だと分かりました。このまま放置しておくと犬の視力が低下してきて失明の危険があることが分かったため、手術のことを考えるべきだと言われました。

 

内科による点眼や内服薬では一時しのぎで終わるほどの症状が進行していると分かったため、外科手術を決めました。犬の白内障の手術は眼内レンズを挿入することだと説明され、人間以上に時間を要することがわかったため、専門的な技術や最新の医療設備の動物病院を教えてもらいました。

 

手術の動物病院では最初は血液やレントゲン、エコーなどの検査を行いました。目の中の状態を検査するために行われ、私の犬の手術が可能だとわかりました。手術の予定日は妻や先生の意見を取り入れて、私が仕事を休むことの予定が可能になっため平日に決めました。

 

手術の当日は絶食絶水のルールを守って動物病院へ出かけました。手術の前に薬の点眼を行て手術に備えました。麻酔にかかる犬の姿はつらい部分があっても、目が見える犬の幸せを考えたら今は我慢してもらおうと思いました。

 

全身麻酔の元で手術が終了し、無事に成功したため、ほっと胸を撫で下ろしました。入院期間は4日間で、病院から出されたいくつかの専門薬を点眼しました。白い眼が以前のような犬の眼の状態に戻り、以前よりも歩く姿に変化が感じられた点も手術の成功を実感できました。また、激しい運動は1週間ほど控えることを求められたため、できるだけ気を使いました。

 

白内障の手術の費用は全体で22万円ほどかかりましたが、オスのマルチーズの幸せのことを考えたら致し方ないと思えました。

高齢なので手術は諦めました(60代/女性)

我が家の犬・ナナはトイプードルとシーズーの雑種で、16歳。人間年齢に換算すると、80歳くらいらしいです。
それにしては元気で、まだ足腰もしっかりしているし、食欲旺盛で、排泄の失敗もほとんどありません。
そんなナナですが、ひとつ、気になることがありました。

 

お散歩大好きのはずが、昨年の年末くらいから、夜の散歩を嫌がるようになったのです。
我が家の敷地は、ちょっと高台になっていて、ゆるい外階段があります。ナナは、その階段を下りたところで、足をふんばって動こうとしません。
朝と午後にも散歩させていますが、それは別に嫌がらないのです。

 

寒い時期のことだったので、「夜は冷えるから出たくないのかな」くらいに考えていました。
そんなある日、リビングのソファで犬をかまっていた母が、「あーあ。アンタも、白そこひになってしもうたねえ」と呟きました。
耳慣れない言葉に、「白…ソコヒって?」と訊くと、「今は、白内障っていうんやったね」と返されました。
白内障なら、知っています。

 

数年前、母はその病気で入院し、手術を受けたことがありました。
おおむね加齢が原因で、目が見えにくくなる、場合によっては失明するとも聞いています。
ですが、犬もそんな病気になるとは知りませんでした。
半信半疑の私に向かって、母は犬の顔を手で挟み、こちらへ向けました。
「ほら、見てごらん。片目が真っ白」
明るい窓辺で正面から見ると、本当に白濁しているのがよくわかりました。
「そっか。よく見えないから、夜は外を歩きたくなかったんだ…」
そういえば、外階段には防犯灯をつけていますから、そこまでは、犬も不安を感じずに出て行けたのでしょう。
気づかなかったうかつを悔やみながら、かかりつけの獣医さんに相談に行きました。

 

お医者さんの言うことには、
「治すには手術しかないけど、この年で手術はどうでしょうね? このコ、心臓に雑音があるし、厳しいと思いますよ」
「ええ、でも、去年は、子宮蓄膿症の手術をしていただきました」
「あれは、生きるか死ぬかだったから…」
そうです、手術しなければ1週間もたない、と言われて決断したんでした。
術中死もありうるということで、ずいぶん心配したし、術後の管理も大変だったことを思い出しました。
「手術しないとすると、何もできないんですか」
「目薬がありますが、獣医の間でも意見が分かれています。私も、正直、気休めだと思ってるんですよ」

 

そこまで言われても、やはり何かしてやらずにいられなくて、「ライトクリーン」という点眼薬を処方してもらいました。
ところが、目薬をさそうとするたび、犬と取っ組み合いです。
こんなに暴れていたら、心臓に悪いと思いました。「角を矯めて牛を殺す」という言葉もあります。
それで、投薬は止めてしまいました。
今、夜の散歩には、大きめのLEDライトを持参し、犬の足元を照らすようにしています。

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